書評 STOIC 人生の教科書ストイシズム 本書を読むポイント4点を解説! 

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はじめに

皆様は人生について悩んだことは有りますか?すみません、聞いておいて何ですが、悩んだことが無い人は恐らくいませんよね😅

私など、毎日人生に悩んで、色々な本を読み漁っています💦流石に自己啓発系は見飽きてきましたが、久しぶりに良いと思える本に出会うことができましたのでご紹介させていただきます!

今回は「STOIC 人生の教科書ストイシズム」という本について解説していきます。


「STOIC 人生の教科書ストイシズム」

本書はストイシズムに焦点を当てて、より良い人生のために取り組むべき課題について解説されています。人生を充実させていきたいと考えている方へおすすめの一冊です。

題名STOIC 人生の教科書ストイシズム
著者ブリタニー・ポラット著 花塚 恵訳
価格1870円
出版日2024年11月27日

書籍の内容

人生には悩みが付き物ですよね?それに伴い、自己啓発本は数多く出回っています。

その中でもこの本に興味を持った理由は、禁欲をすることでより良い人生が送れると解説している点です。哲学書では良くある主張に思えますが、それを実践するための具体的な手法が紹介されています。

90日間に渡る長期のプログラムですが、全て実践すれば、人生における新しい知見を得ることが出来るでしょう。人生の悩み解決に役立ててみませんか?

本記事ではプログラム内容では無く、前提となる4つの美徳について解説してみたいと思います。

美徳というと仰々しい表現ですが、要は基本的となる4つの考え方と認識してください。

それらは、知恵.正義.勇気.節制となります。それでは一つずつ見ていきましょう。

知恵とは?

生きていれば必ず選択を迫られる場面に直面するが、知恵があると、心の奥底にある願望や意志を踏まえて決断を下せるようになる。

ブリタニー・ポラット. STOIC 人生の教科書ストイシズム (p.27). ダイヤモンド社. Kindle 版.

知恵とは、簡潔に言うと生きるための「考える力」です。知識だけでは、その時の状況に応じて適切な判断を下すことは出来ないですよね?そのため、知識を有効活用するために知恵が必要になります。

知恵は、主に学んだ知識を実際の生活で活用することで磨かれていきます。知恵を高めるということは、物事の本質を見抜く目を得るのと同義と言えるでしょう。そのメリットは計り知れません。

いと
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誰もが知識や経験から学んでいきます。その積み重ねによって、知恵が磨かれていきます。哲学とは突き詰めれば、人生に必要な知恵を得ることを目的とした学問と言えるかもしれませんね。

正義とは?

ストイシズムの文脈において、正義は「他者への接し方」で語られる。 具体的には、他者に対して敬意をもって接し、よき手本となる行動を示すとともに、人(自分自身を含む)のあいだに優劣は存在しないとの認識を持つことだ。

ブリタニー・ポラット. STOIC 人生の教科書ストイシズム (p.28). ダイヤモンド社. Kindle 版.

正義というと、堅苦しいイメージが付き纏いますね。ですが、ストイシズムにおいては敬意と平等を心がけて、規範となれるように他者と接するという意味合いで用いられています。

例えば、他者に対して傲慢で差別的な人と比較した場合、上記の正義を身に着けている人の方が好ましいですよね?「目指すべき人物像」としては、非常に優れたモデルと言えるでしょう。

ですが、実際には聖人のような人格者を目指す必要はありません。他人を尊重しつつ、自分自身の意見も大切にしていく。それぐらいのバランスが理想的と私は考えています。

いと
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人間関係を築くにあたり、これ以上に重要な認識は無いですね。その分、完全に実践するのは至難です。自分が出来る範囲で取り入れていきましょう。

勇気とは?

ストイシズムの勇気には、思考、肉体、精神を困難に耐えうるものに鍛えることがともなう。古代に残された言葉を借りるなら、「勇気にとって重要なのは、立ち向かう力」だ。

ブリタニー・ポラット. STOIC 人生の教科書ストイシズム (p.28). ダイヤモンド社. Kindle 版.

私個人としては、一番感銘を受けました。人生には苦難が付きものです。自分自身を困難に打ち勝てるように鍛え上げる。とても大事な内容だと思います。

ポイントは立ち向かう力という点です。誰しもが、一度や二度は困難に打ちのめされた経験があるでしょう。ですが、立ち止まっていては何も変わりません。状況を好転させるためには、自分が出来ることを整理して行動していく必要があります。

辛くて目を背けたい現実、それでも諦めずに立ち向かっていく。そのための原動力こそが勇気です。

いと
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私の個人的な意見ですが、困難にも負けずに立ち向かっていく勇気を持つ人は心から尊敬しますし、自分もそうありたいです。一番人間らしい強さと言えますね。

節制とは?

節制は、衝動をコントロールして適度な範囲に留めることを意味する。 この美徳に従うと、表層的な誘惑(肉体的な快楽、報酬、権力、名声)に向かう欲望が消え、内面の充実(自制心や卓越した忍耐)を求めるようになり、永続的な豊かさを享受できる。

ブリタニー・ポラット. STOIC 人生の教科書ストイシズム (p.29). ダイヤモンド社. Kindle 版.

まさにストイックの極意と言える内容ですね。世の中には誘惑が溢れていますが、行き過ぎた欲望は破滅に繋がります。何事も程々が一番です。

例えば、肉体的な快楽に溺れていては、適切な人間関係を築くことは困難でしょう。

お金は大事ですが、過度の収入を得ることを目指してしまうと本末転倒です。人生を充実するためにお金を求めていたはずが、お金を増やすために働いて使う時間がないなんてことになりかねません。

権力は人間の目を曇らせがちです。周りの人はあなた自身ではなく、実際にはあなたの肩書きに敬意を払っている。それを自覚出来ずに横柄な振舞いをすれば、幸福な人生からは遠のくばかりです。

名声を求める欲は、最も厄介かもしれません。人間には承認欲求というものが有りますので、誰かに認められたいということ自体は自然な欲求です。しかし、周りの目を気にし過ぎることであなた自身を見失ってしまっては、元も子も有りませんね。

いと
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節制は最も実践的な教訓ですね。何事にもバランスは大事です。欲求自体は生きるための原動力なので悪いものでは有りません。しかし、より良い人生を目指すのならば流されるだけではなく、コントロールしていく必要が有ります。

まとめ

「STOIC 人生の教科書ストイシズム」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

哲学は、私の好きなジャンルですので、解説にも思わず力が入ってしまいました😅

ですが、この本の本領は実践に有ります。90日にも及ぶプログラムは非常に有益な内容です。その端々に散りばめられた、哲学者たちの名言も心に響く内容でした。

様々な欲が溢れる現代社会だからこそ、人生の見直しとしておすすめ出来る本です。

この本を読むことで、あなたの人生をより良くするきっかけになれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます🙇

プロフィール
いと

はじめまして。本ブログ管理人のいとです。
職業は会社員をしています。
ブログのテーマは雑記ブログです。私が普段思ったことを記事にします。
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