「程々が一番?」新人教育について考えてみました

雑記
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はじめに

皆様は職場での新人教育の方針をどのように考えていますか? 厳しく行うべきか?優しく行うべきか?一度は悩んだ経験があるのではないでしょうか? 私の結論は「どちらも程々に!」です。 本記事では新人教育について掘り下げていきます。


どちらに偏っても良くない?

突然ですが、「心理的安全性」という言葉を聞いたことはありますか? 心理的安全性とは、自分の意見や気持ちを安心して表現出来る状態のことです。 新人教育の方針が厳しすぎる場合と優しすぎる場合、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

教育方針が厳しい場合

メリット

  • 仕事への責任感が高まる
  • 短期間でのスキル向上が期待できる

デメリット

  • 心理的安全性が低くなる
  • モチベーションが低下する
  • 早期退職のリスクが高まる

教育方針が優しい場合

メリット

  • 心理的安全性が高くなる
  • モチベーションが上がる
  • 職場への定着率が向上する

デメリット

  • 自己管理能力が育たない
  • 成長スピードが遅くなる

「程々」が大切な理由

教育方針が厳しすぎると、新人さんは安心して仕事に取り組めずに、モチベーションも下がってしまいます。 反対に優しすぎると、本人の自分で考えて仕事へ取り組む意識が育ちにくくなり、成長スピードの低下につながります。 つまり、どちらに偏りすぎてもデメリットが大きいです。

新人教育の方針として、

教育を始めた当初は、安心して仕事に取り組めるように優しくフォローする

慣れてきたら徐々に厳しさを加え、スキルや仕事への責任感を育てる 

この流れが一番効果的だと感じています。


私の職場では

私の部署の新卒社員ですが、3人入社してから8ヶ月以上たった今でも、誰も退職していないです。素晴らしい定着率だと思いきや、どうにも“辞めさせない”ように、過剰に優しい教育方針が取られていたもよう…

教育係の方に業務日報を見せていただいたところ、「これは日報?ただの日記でしょ!」と思うような内容でした。 業務日報はその日の業務を振り返り、課題や改善点を見つける目的で書くものです。「夏休みの日記」のように書くのでは、時間の無駄遣いですよね?話を聞いてみると、誰も積極的に注意しないため、のんびり働いているとのこと。実際、私から見てもやる気を感じられません。 私の世代では、仕事を覚えるまでは厳しく叱られるのが当たり前でしたので、ジェネレーションギャップを感じますね。もちろん、それが正しいと思ってはいません。私はパワハラ反対派です。 仕事上で上司だからといって感情的に怒るのは間違っています。 ですが、今回の事例を見る限り、あまりにも優しすぎると本人の成長を妨げてしましますね。退職されることを恐れて、注意されるべきところを見て見ぬふりしているのは、方向性が間違っていると思います。


まとめ

今回は、新人教育の方針について纏めてみましたが、いかがでしたでしょうか?

因みに私自身は、教育する際に下記のことを意識しています。

  • 感情的に怒らない
  • 新人さんに積極的に仕事を振り、実務経験を積んでもらう

人同士のコミュニケーションの話になりますが、感情的に怒ってしまうと、信頼関係は築くことが困難です。実際に業務内容の教育をする際には、結局のところ、実際に経験することが一番の学びになります。 ただし、新人さんのキャパシティーを超えてしまわないようには配慮しています。私の教育方針は、どちらかというと「厳しめ寄り」の方針になりますね。

最近の若い人は離職率が高いと言われているので、優しさを重視した教育方針が主流になりつつあるのかもしれません。 しかし、仕事には責任が伴います。報酬として給料をもらっている以上は、その分会社に貢献しなければいけません。 それを新人さんにしっかり伝えつつ、「厳しすぎず・優しすぎず」程々のバランスで教育することが大切だと思います。

昔は、「最近の若いのは」というセリフ自体が偏見だと思っていました。それが今では世代の違いを新入社員さんに感じるということは、「私も年を取ったのかな?」と思ってしましますね😅

とはいえ、新人教育はとても難しく、人によってやり方が大きく異なる分野ですよね。 皆様のご意見や体験談、どうやって教育しているかなど、ぜひコメント欄で教えてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇

プロフィール
いと

はじめまして。本ブログ管理人のいとです。
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